takuyo日記

小説に毒されています

7/30~31

今日は朝起きて怠いまま昨日の酒の残りを引きずりながら机に向かいレポートを書き始めた。哲学のことなんか考えられない。授業もぜんぜん聞いておらずそもそも材料がなかった。そこから内容を捻り出すにはあまりにも頭が弱かった。向いていないのかもしれない。本当に才能のある人はどんな状況でもそれなりのアウトプットを出すという話だからたぶん向いていないのだろう。いや授業をあんまり聞いていないのだからそれは自分が悪かった。でもこれまでも授業をあんまり聞かずにわりと良い評価を得てきたはずだった。だから100%自分が悪いという前提で、なにか別の部分に原因を探す必要がある。いま私は通常運転ではない。いろいろとガタが来ている。

結局レポートの提出期限は今日の17時まででそれには間に合わず、極度に緊張しながらツイッターを見ていたらメールが来て、それは授業料減免制度の結果通知で、しばらく目を通して、不許可だとわかった。いろんなことが浮かんで、燃えるように熱くなって、べったりと胸の底に貼りついた。嫌な感じだ。いまでもなかなか離れない。こんなことなら生まれなければよかった、と反出生主義者が思うのも無理はない気がしてくる。

いまあるすべての事柄を整理しよう。整理できない。ワクチンを打たなければならない。副作用がひどくて死ぬ可能性もあるらしいがコロナで死ぬのも時間の問題だろう。父親の店が潰れた。飲食事業者の利用が多かった店だから外出自粛のダメージがモロだった。テレビをつけるとオリンピックがやっている。と思ったらこれはワイドショーだった。ツイッターを見ても似たようなことが書いてある。日本人の選手が攻撃されているらしい。かわいそうに。ほんとうにかわいそうに。でも私は誰かを、かわいそうと思うことをやめなければならない。誰もかわいそうなんかではないのだ。